事例紹介 (case example)

ワイヤー固定丸棒

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特徴

  • ●加工の困難なものが量産できる
  • ●加工が省略または削減できる
  • ●組織が緻密となり、内部欠陥がない

概要

材質/材径SS40048
抜き度7度
用途トレーラー エアサスはね上り防止ワイヤ用
製品重量1.1kg

【鍛造化前】
32φの丸棒をC10で切削し、5φの穴をあけ①、その後厚み6で70φのレーザーカット品を溶接していた。
【問題点】
1.切断、切削、穴あけ、レーザーカット、溶接と工程が多かった。
2.溶接個所のワレ・ピンホール確認のため全数検査が必要であった。
3.全体が円筒形の形状のため、トレーラー本体との溶接に専用治具が必要であった。
【鍛造化によるメリット】
・量産に対応可能(現状月産約1000個)
・ロット数によりコストダウンが可能
・溶接不良による割れの心配がない
・溶接及びC10の切削加工不要(加工はφ5穴あけのみ)
・平坦部を設けることによるトレーラ本体との溶接作業の効率アップ
【鍛造化によるデメリット】
・型費が必要
・少数対応が困難

 
工程
設備
メーカー/型式
備考
1熱間鍛造1トンスタンプハンマー大谷/DIE MAX100
2ショットブラスト社外
3穴あけ(直径5)ボール盤ヨシダ/YD2-54

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