複雑な形状の製品は溶接構造や鋳物で製造される場合が一般的です。
しかし、溶接構造であれば溶接部分の歪や割れは避けられません。
その為に、検査工程が追加されます。
鋳物の場合でも鋳造の過程での巣の発生は避けられません。
加工工程で発見された場合にはその製品は不良品として処理されてしまいます。
又、鍛造品と比較すると強度は劣るので極端な場合は落とせば割れてしまいます。
鍛造品はこのような心配はありません。
溶接の箇所がないのですから歪や割れは無縁です。
鋳造と異なり巣の発生もありません。
弊社はフランジ形状や円筒状以外の異形の鍛造品を得意としています。
ぜひ弊社にご相談ください。
鍛造は下型の上に加熱した材料を置き上型をたたきつけることによってその時の衝撃のエネルギーで製品を形作っています。この衝撃によって鍛造機はあちこちに傷が入ったり歪みが出たりすることがあります。
良い製品を作るときに加熱温度・材料・型・材料を置く位置などに気を配るのはもちろんですが、私たちは鍛造機の状態にこだわっています。
機械に傷や狂いがあればその状況は必ず製品に伝わります。又、わずかな異常が大きな災害につながることもあります。ですから、我々は毎朝、始業時には入念に機械を点検します。納得がいかない部分があれば、機械の整備を優先します。我々はそれがよい製品を作る為に必要であると信じています。
熱間異形鍛造には、次のような特徴があります。
このような特徴から、右のような分野への応用が可能です。
免震・耐震金具
風力発電
太陽光パネル架台固定金具
地盤改良用の鋼管杭の先端部分
連結金具:スキー場のゴンドラをワイヤーに吊るす部品等